親から言われたこと
私の自己肯定感が低いのは、小さい時からほめられず、けなされて育ったからだと思っている。発達障害等もあって、育てにくかったかもしれない。
多分、日常的に暴力を振るわれた人、ネグレクトで食事も作ってもらえなかったりした人などよりも、かなり軽症なんだろう。自分でアダルトチルドレンなんて言うのも、私程度だとおこがましい気もする(遠慮する必要ない?)。でも、かなりの影響を与えられたのは、確かだと思う。
恨みを手放したいけど、なかなかできない。そんなにこだわらなくていいのかなあと、親に対して罪悪感?を持つことも多いけれど、本人はそのことで、相当苦しむし、自信のなさをなかなか克服できない。全てを親のせいにはできない、自分の至らなさもあるけど。
見た目は普通の両親である。父はちょっと変わり者かな(発達障害あるかも?)。母もたまに天然ボケ。でも娘にだけ傷つけることを結構平気で言って、気づかない。あやまらない。
体罰は腿を叩かれたり、押し入れに入れられたり、外に出されたことはあるけど、そんなにないと思う。昔はそれが当たり前だった(と思っていたが、どうだろう?)。言葉の暴力や、嘲笑、暗黙の指示(目配せで黙っとけとか)、家族内の役割のほうが自信を失わせた原因かなと思う。
そんなに勉強しなくても小学校から大学まで成績はだいたい上の下〜中、ちゃんと勉強すればクラスで一番(勉強した教科だけ)とか取るくらいだったし(授業・生活態度は良くないので、先生にもよく怒られましたが)、容姿だってかわいいと言われることも時々あったし、中の上だと思っていた。
人間の中身は? 他人にあんまり褒められたことはない。
一家に一台欲しい、面白い、ユニーク、安心する(低レベルだからってことか?)と言われたことがあった。
実際はこんなことを書く、根暗な人間だけれど、喜ばそうとして言ってくれることもあったのかな。
〈親から言われたこと、されたこと〉
「親の悪いところばかり取って生まれてきた」(家族みんなで嘲笑)
「やさしくない」
「バカが・・・」
「長所ね〜書くことないね〜」(小学校で親が提出する書類)
「鼻よりもおでこのほうが高い」
「よその娘さんはきれいにしてるのに、あんたは・・・」
「お兄ちゃんはできるのに、あんたは・・・」
「何やっても長続きせん」
「ほんと何にもできない奴なんです」(と他人に紹介)
「〇〇(私の名前)はこの先、悪いことばかり起こると、お兄ちゃんが言っていた」
( ↑ 母の言葉。密教か何かに凝っていた兄が、母の数度の流産の末に生まれた子である私には、水子の霊がつくからか何なのか知らないけれど、悪いことばかり起こるはずだと言っていたらしい。それを私に聞かせる母もどうかと思う)
話をすると馬鹿にする、聞いてくれない→話したくなくなる or 話せなくなる(学校ではおしゃべり、家では無口になったりする。自信のなさが高ずると外でも話せない)
外ではニコニコしてるのに、家の中では我が子に微笑んでくれない母
他の子をかばい、自分の子よりも優先する、、、など
役割的には、スケープゴートかピエロのような・・・聞き役のような・・・
父が癇癪持ちで、夫婦喧嘩も多かった。暴力もごくたまにあった。男尊女卑だった。
幼い頃、夫婦喧嘩が始まると、私が泣きじゃくって、何でこんなに涙が出るんだろう?と自分で思っていた。冷静でない涙を流す自分と、そんな自分をみている自分。不思議な感覚だったような・・・
母は「自分さえ我慢すれば・・・」と思っていたようだけれど、それが、一番弱い私への冷たい言葉や態度に出ていたんじゃないか、と思える。父の嫌な話も母からたまに聞かされた。セックスの時、やさしくないから嫌だとか・・・。あまり聞きたくない話だ。
私を傷つけたという自覚はあまりないようだ。色々してくれもしたけど、頼んでもないこと、過保護・過干渉ぎみだった。やってほしいことはやってくれなかったり。私から母に離婚を勧めたこともあるけど、自信がなくて、少しは好きなのもあってか、怖くてできないようだった。
私は小4くらいの頃から抜毛癖がある。小学生の頃は部分的に禿げたことがあり、帽子をよく被っていた時期があった。いまだに抜毛癖は治っていない。時々抜いてしまう。家族に嫌がられるけれど、なかなか治らない。禿げるほどではないけれど、少し薄いくらいかな。これも自傷行為? 自尊心のなさからくるものなのかはよく分かりませんが。
褒められたりしたことといえば・・・
大学に受かった時、一緒に喜んでくれた
小6くらいの頃、急に抱きしめられた(今までにないことだったので気持ち悪かった。教育本でも読んでこのままじゃいけないとでも思ったのかな?)
人生、うまく行っていないときは誰かのせいにしたくなるってことでもあるのかな?
でも、私のインナーチャイルドのようなものが、納得できていないところがある。
自己肯定感の持てない人間、自信のない人間は、つまずかなくていいところでつまずき、なかなか立ち上がれない。対人関係に緊張する。自分がここにいていいと思えないことが多い。自分はここにいちゃいけない気がしてくる。不安が強い。
いくらあなたたちの子どもでもそんなこと言われる筋合いはないでしょ? 一個の人間ですよ、何であなたたちからそんなことを言われないといけないわけ? あなたたちから生まれたというだけで。
何で自分は他人から「もっと自信を持って」と言われても持てないんだろう?と思ってきた。自信ってどうやって持つの?って。その原因が親の育て方にかなりあると思ったのは、子育ての本を読んだときだったかな。(うぬぼれは私にもあります。うぬぼれと自信は違う。うぬぼれは安心感がない、すぐに崩れる安定しない自信。自己肯定感は安心感のある自信だと思う)
親に言ったこともある。初めて言ったときはだいぶ揉めた。今も揉めている、っていうか解決してない。いまだに貶され役は変わってない。謝ってもくれないと言うと、ああごめんごめんみたいなことは言う。でも謝られた気はしない。よくそんなこと覚えてるね〜と言われる。悪いことをした覚えはないらしい。こちらの言い方も下手なんだろうけど。親はもう謝った気になっているのかな。高齢の親に対して罪悪感もあるし。親子関係って難しい。人間関係全般難しいけど。
こんなことを思うなんて自分は恨みっぽい人間なんだなとまた悩む。根深い問題ですよ。言う人間からしたら気軽に言うんだろうけど。
自分だって親になった。すぐ怒ってしまう。人格をけなすことは言わないように気をつけないといけないと思う。でも難しい。虐待の連鎖か? 私の親も温かみのある子育てをしてもらってなかったのかな?と思う。連鎖を止めたいけど。
子どもが大きくなったとき、私も子どもから恨まれるのかな? 子どものありのままを認めてあげられるようになりたい。
自分たちだけではとても解決が難しくて。
人徳のある人に出会って親しくなれると変われるのかな?
あとは、ちょっとしたことにありがとうと思えること、言えることかな。(虐げられてばかりだとなかなかできませんけど。当たり前じゃない恵まれていることには気づいて感謝しないといけないなあ。)
カウンセリング?(高すぎて度々受けられないよね? 受けられないなんて、一般庶民には何の意味もない。だから?こうやってブログ中)
ありのままの自分を好きになる。たくさん褒める? なぐさめる? やさしくする。
解決するにはどうしたらいいのかな? ずっと模索中です。