アダルトチルドレン 癒しのワークブック
p27
自分の心の傷を認めることを許す
例1 私は自分の家族が機能不全であったことを認めていいのです。
例2 私は自分の経験したことを、自分にとっては事実であったとして受け入れます。隠して恥じることはもうしません。父からアビューズを受けたことを認め、その癒しをしてもよいのです。
「私の家族は機能不全でありました」「私は父、母、兄からアビューズを受けました」
p21
□身体的なアビューズがあった
腿を叩かれた。押し入れに入れられた。家から追い出された。怒鳴られた。兄からよく乗っかられてヤメてといってもやめてくれなかった。
□性的アビューズがあった
一番上の伯父さんからパンツを脱がされた
□精神的、感情的、言語的なアビューズがあった
貶される、バカにされるはしょっちゅう。笑われたり。
□家庭の不和があった
父母の夫婦喧嘩、たまに暴力。祖父と父の諍い。親戚同士の不和。
□怒りの爆発がよく起こっていた。いつ怒りが爆発するかと恐れていた
父は癇癪持ちだった。母も急に心ないことを言う。
□愛のない冷たい家族だった。
悩み事は聞いてもらえなかったり、相談しにくかった。褒められたことがほとんどなかった。何か言うとすぐにバカにされた。共働きで、あまり構ってもらえなかった。
□人格を否定するような雑言や怒鳴り声が飛びかっていた
バカが〜とかはしょっちゅう言われた。何言いよんかとか。冷たい子、やさしくないとか。傷つく言葉を聞き慣れていた。
□威しがあった
お父さんに言うよ、みたいなのはあったかな。お父さんからあなたを預かっているのだから、心配させるようなことはしないでとか。
□他人や兄弟姉妹といつも比べられた
お兄ちゃんはできるのにとか、お兄ちゃんはそんなこと言わなかったとか、お兄ちゃんはこうしてたとか、よく言われた。また、お兄ちゃんの方が帰省した時には特別待遇だった。うちの方が人数多いのにいつも小さい部屋を割り当てられるとか。
□親の思いどおりになるようにコントロールされた
あんたのためを思ってみたいなのはあったかな。友だちの悪口を言ったり。
□親の期待が大きすぎる家族
テストで良い点を取っても褒めてもらえない。良いところは褒めてくれない、けなすことばかり。よその娘さんばかり羨ましがる。
□他人の目を気にする、表面だけ良くふるまう家族
世間体を気にする母。子供と疎遠なのは他の人に言うのが恥ずかしいから私と連絡を取ろうとする母。
□あまりにも多くの秘密があったり、外に出してはいけない大きな隠しごとがあった
いとこの引きこもりについてオープンに話せなかったり。わきがについて言いにくかったり。話しにくい閉鎖的な家庭だった。父が母に暴力を振るったことを隠さないといけなかったり。
□親と子どもの関係が逆転していた
夫婦関係の愚痴を聞かされたりした。
□子どもを過度に甘やかした
母が先回りして私のことをやってしまったり。
□自分の存在を否定された
何にもできないやつなんですと言われた。橋の下からもらってきたと言われたような気もする
□依存症や共依存症の親がいた
? 母が一時期、高級な服を買ったり、買い物をよくしていることがあった
□家の中のルールに一貫性がなかった
? じいちゃんは癇癪を起こして怒るけど家族に何も言われないのに、私が兄の子を怒った時はみんなで私を責めてきた